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第8回北翔大学現職教員研修会を開催しました
2017.10.10教職センターニュース
第8回北翔大学現職教員研修会を、9月30日(土)に開催し、全道各地からのご参加をいただきました。この会は、現在教職にあって活躍している本学の卒業生が、より実践的な教師を目指して研修を行うとともに、同窓の絆を深めることを目的として開催されています。

今年の企画は、「子どもを取り巻く社会環境の現状と課題」をテーマとして、講演会及び校種別分科会を開催いたしました。講演会では、講師に本学生涯スポーツ学部健康福祉学科教授の林恭裕先生をお招きし、「地域と学校で支える子どもの暮らし」と題し講演をしていただきました。子どもの貧困を切り口として社会全体の現状や子どもに与える影響、さらに取り組みの実際等、奥の深い内容でした。参加者の皆様から「大変興味深く、学校に戻ってから職場に伝えたい(伝えねばならない)内容だと思いました」「貧困の連鎖を断ち切るために、学校ができること、地域と連携できることを考えながら子どもたちのサポートをしていきたい」「現場にいると講演や研修に参加する機会が少ないので、良い刺激になった」など大変勉強になった様子が伝えられました。また、校種別交流会は、時間が短かったのですが、「悩みや困っていることを相談できた」「年齢の違う方々との交流は刺激があった」など、有意義な情報交換会になったようです。学校教育においては、子どもたち一人ひとりの多様性を理解し支援することが求められていますので、さらなる理解を深めることができたのではないでしょうか。

続いて、ホテルエミシアでの懇親会には、学長、学部長、学科長にもご出席いただき、おいしいお料理とともに学部学科を超え、年代を超え、楽しく交流が深められ、明日からの仕事に対するモチベーションアップにつながったのではないでしょうか。

ご参加いただいた方からは、「同窓会の結束を高めるような会を今後もよろしく」など心強いお言葉をいただきました。次回につきましても、学校教育の今日的課題の理解を深めるため、ニーズに沿った研修内容を企画していきたいと思います。同窓生の皆様、お誘いあわせのうえ、より多くの方のご参加をお待ちしております。
 
第8回北翔大学現職教員研修会を開催しました 第8回北翔大学現職教員研修会を開催しました
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