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新型コロナウィルス感染症に関する本学の当面の対応について(令和3年5月10日版)
2021.05.10お知らせ
新型コロナウィルス感染症への対応に関して、5月10日(月)より、本学危機管理行動指針のレベルを「3」といたします。

本学では資格取得に関わり実技・実習を必要とする科目も多く、必要な技術指導などを含めて、遠隔授業では伝わりにくい内容を対面での授業を通して教育活動を行うことを重視しております。また、「子どもたちの命と学びを守る」共同宣言も踏まえて、新型コロナウィルス感染症への対策の徹底と、学生の学修機会の確保の両立のために、危機管理行動指針のレベルを「2」とし、これまで可能な限り対面での授業を継続して参りました。

しかしながら、4月24日(土)から5月11日(火)の札幌市内におけるゴールデンウィーク特別対策中において感染者は増加傾向となり、北海道は5月5日(水)に国に対して「まん延防止等重点措置」を要請し、5月9日(日)から5月31日(月)までの期間、適用されることが決定しました。

また、残念なことですが、ホームページでお知らせした通り、本学において運動部関連の集団感染、いわゆるクラスターも発生いたしました。医療機関の負担増が伝えられている中で、多くの感染者の発生に至ったこと、大学として社会的な責任の重さを痛感しております。

新型コロナウィルスへの感染は、人と人との接触機会や移動の増加によって拡大すると言われており、若い世代では無症状感染者が多いとも言われております。感染の自覚がないまま多くの人と接触し、そこからさらに感染が拡大していくことは避けなければなりません。また、現在変異株の感染も急速に拡大しております。このような状況から、本学としては、危機管理行動指針のレベルを1段階引き上げることといたしました。

今回、危機管理行動指針のレベルを「3」に引き上げることによって、ほとんどの授業を遠隔にて行うことになります。これまでよりも遠隔での授業が増えますが、再び可能な限り対面で授業を行うためにも、今は一人ひとりが自分のこととして感染拡大防止を意識し、若者向けに発信されている情報「大切なひとをあなたが守る」を再度読んで、行動してください。

5月7日(金)の文部科学省からの連絡には、学生に対して、「一人ひとりが自覚し、当事者意識をもって適切な行動をとること」が強く求められています。その中で、授業や部活動終了後に屋外で車座になって会話したり、いわゆる飲み会を行ったりした際に感染が拡がるなど、たとえ屋外であっても、「3つの密」が揃わなくても感染する事例があることが記載されています。これまで繰り返しお願いしてきており、「またか・・・」という気持ちになるかもしれませんが、自分だけは大丈夫とは思わずに、感染拡大防止に努めてもらいたいと思います。
 
そのうえで、学生のみなさまにおかれましては、これまで通りに、日頃の体温測定と行動の記録をつけて、ご自身の健康管理を行っていただくようお願いいたします。また、教職員についても同様に健康管理を行い、行動することをお願いいたします。
本学としては、これからも一層感染拡大防止策を徹底し、学生及び教職員の安心・安全を確保しながら、教育活動を継続できるよう努力してまいりますので、何とぞご理解いただき、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 
北翔大学
北翔大学短期大学部
北翔大学大学院
学長 山谷 敬三郎