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スポーツ教育学科 新着情報

部活動「ソフトテニス」における社会貢献活動
2021.09.16スポーツ教育学科
明治17年に日本で誕生したソフトテニスは、学校教育活動の一環である「運動部活動」を基盤として発展してきました。昨年度は、国内では約35万人。北海道では、約1万人の小学生・中学生・高校生・専門学校生・大学生がNF(日本ソフトテニス連盟)に会員登録をしていますが、新型コロナの影響により、多くの大会が中止となるだけではなく、身近なスポーツ活動すらままならない状況は、多くの若者たちのスポーツ活動の継続への意思にどのように影響を及ぼしていくかは、想像することさえできません。4月より着任した私は、本学のソフトテニス部の学生たちも例外ではないと考えていました。しかし、取り越し苦労だったのかと思える程、彼らはこの状況をポジティブに捉えており、自粛期間中においても、スポーツ教育学科の学生や上級生を中心に、「部活動を通じてできる社会貢献活動」をテーマにオンラインミーティングを実施し、活発な意見交換や建設的な議論を展開していました。(写真1)大学には「教育・研究・社会貢献」という3つのミッションがありますが、学生の自主的活動である部活動を通じて、社会的課題にアプローチしようと考えている若者たちの姿に感動し、逞しく思いました。できることから観測気球的に実施してみましたが、感謝の言葉を頂いております!

(内容)
1.プレーヤーを対象としたオンデマンド型のオンライン指導(写真2)
2.SNS等を活用したオンライン指導(写真4)
3.出身中学校への定期的な出張訪問指導
4.経験のない指導者へのサポート活動
5.北翔カップの実施
 
准教授 小峯 秋二 (専門:生涯スポーツ テニス)


写真1 オンラインミーティング風景


写真2 オンデマンド風景


写真3 オンライン指導の風景1


写真4 オンライン指導の風景2