新型コロナウィルス感染症に関し、国は北海道に対して発令していた緊急事態宣言を9月30日（木）にて終了することを決定いたしました。本学としては、10月4日（月）より、本学の危機管理行動指針のレベルを「2」といたします。
 
北海道の資料によれば、新規の感染者数は減少が続いており、事業所や学校での集団感染の確認も減少し、医療提供体制についても療養者数及び入院患者数の減少が続いているとされています。しかし、緊急事態宣言の終了によって人の移動が活発化することによって、再拡大につながることも懸念されています。緊急事態宣言は解除となりましたが、気持ちが緩むことのないよう、これまで以上に感染拡大防止を意識していただきたいと思います。
 
本学では、9月27日（月）から後学期の授業が始まっています。後学期の開始時は遠隔授業で実施せざるを得なかった科目も、危機管理行動指針のレベルが「2」になることにより、対面による面接授業へ変更する場合があります。レベル「2」の時間割については、本学ホームページに掲出しますが、授業方法については、変更が生じている場合もありますので、各科目担当教員からの講義連絡を必ず確認してください。
一方で、新型コロナウィルスのワクチン大学拠点接種（職域接種）も実施中です。2回目の接種最終日は、10月10日（日）となっており、後学期開始直後に2回目の接種日となります。そのため、対面による面接授業を実施した場合、多くの学生が副反応のために欠席せざるを得ない可能性を考えて、科目担当者より授業に関する連絡も入ると思います。このように、様々な連絡が続きますので、大学からのお知らせを見逃さないようにしていただきたいと思います。今後、ワクチン接種による効果等を確認しながら、より多くの科目を対面で実施できるように努めて参ります。
 
学生のみなさんにおかれましては、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止を一人ひとりが自分のこととして意識し、若者向けに発信されている情報「大切なひとをあなたが守る」を改めて読み直し、自制した行動を心掛けてください。また、これまで通りに、日頃の体温測定と行動の記録を継続し、ご自身の健康管理を行っていただくようお願いいたします。遠隔授業を受講する環境が整っていない学生には、学内でのパソコン等の使用や、操作のサポートも引き続き行っております。ガイダンスティーチャーもしくはゼミ担当教員へご相談ください。
教職員についても健康管理を行い、自制した行動をするようお願いいたします。
 
本学としては、これからも一層感染拡大防止策を徹底し、学生及び教職員の安心・安全を確保しながら、教育活動を継続できるよう努力してまいりますので、何とぞご理解いただき、ご協力のほどよろしくお願いいたします。