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スポーツ教育学科 新着情報

学外研修(杉岡ゼミ) 〜社会貢献について考える〜
2021.11.01スポーツ教育学科
in 難病の子どもの医療ケア付きキャンプ場「そらぷちキッズキャンプ」

杉岡ゼミには、人間の心と身体に興味を持っている学生が集い、現在3年生10名、4年生9名の計19名が所属しています。
 
ゼミの活動として、難病の子どもの医療ケア付自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ(以下:そらぷち)」のイベントなどでボランティアとして参加させていただいています。
「そらぷち」は、重い病気や障がいをもつ子どもとその家族が、自然の中で楽しい時を過ごし、「楽しい思い出」「素晴らしい仲間」「生きる力」「希望」を得ることを目指し、滝川市に建設した医療ケア付きキャンプ場に無料で招待する活動を行っている法人です。
 
昨年度はコロナ禍により実施できませんでしたが、今年度は4月にスタッフの方から「そらぷち」に関する講義をいただいた上で、10月初旬に日帰りで「そらぷち」の現地施設を訪問し、施設見学とボランティア活動を行いました。
(尚、事前に行動記録・体調管理を行い、参加中は厳密な感染対策のもと活動しています)。
 
当日は、まずは「そらぷち」の施設見学!!
スタッフの方から施設や設備、実際のキャンプの様子について説明していただきました。
学生達は、難病を抱える子どもとご家族の夢を叶え、安心安全に非日常生活を過ごしてもらうための細部にまで行き届いた工夫や配慮が施された施設、そして常に子どもとご家族に寄り添いながらたゆまぬ努力をされているスタッフの方々の様子を目の当たりにし、「そらぷち」の理念と存在意義について理解を深めたようです。
 
     
そらぷちキッズキャンプの施設


森の中のツリーハウス(車椅子も入れます)
 
そして、ボランティア活動!!
<薪割り&薪ボックスの作成>・・・斧やなた、ドリルと経験の少ない器具を用いた作業ですが、子どもたちが喜ぶ様子を思い浮かべながら、真剣な表情で取り組んでいました。
 

薪割り


薪ボックスの作成

<森の維持管理&クラフト材料収集>・・・子どもが安全に活動するために、立ち枯木の間伐や危険植物であるウルシ科の植物を確認。同時に、クラフト(工芸)材料となるドングリやハンの木の実を拾っていきました。学生達は目を皿のようにして上へ下へと視線を動かしながら、危険植物やクラフト材料を発見していきました。
短時間ではありましたが、ゼミ生はこのボランティア活動を通して、人や社会に貢献する活動の形は様々あることを理解し、自分にできることは何かを考えるきっかけになればと期待しているところです。


危険植物の確認&クラフト材料収集


立ち枯木の間伐作業
 
<お知らせ>
杉岡ゼミでは、12月に「そらぷちキッズキャンプの写真展」を学内で開催します。
その様子は、HPでご紹介します。ご期待ください!!
 
教授・杉岡 品子(専門:臨床心理・小児看護)