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北翔大学の「新しいかたち」-変動する時代と社会の要請に応えるために-
 

北翔大学 短期大学部学長 西村弘行北翔大学短期大学部 学長 西村 弘行
(にしむら・ひろゆき)

 北翔大学 学長 西村 弘行
(にしむら・ひろゆき)


  北翔大学並びに北翔大学短期大学部の歴史は、1939年(昭和14年)に「職業的技能と幅広い教養を身につけた自立できる社会人の育成」を「建学の精神」として創設した「北海ドレスメーカー女学園」に始まります。その後、1963年(昭和38年)に開学した「北海道女子短期大学」は54年を経過し、1997年(平成9年)に「北海道女子大学」を開学しました。学園の歩みはまもなく80年を迎えようとしています。本学は、「愛と和と英知」を「教育の理念」に掲げ、創設以来、豊かな知識と確かな技能を活かし、世界に羽ばたき、あるいは地元に根を下ろし、人と結びあい、社会とつながり、「絆」を紡ぐ人材を育成してまいりました。卒業生は、「自立とは、人が社会と共にあることの認識と行動であること」を十分に学びとり、有為な社会人として活躍しています。
 
 さて、我が国をはじめ、国際社会は大きな変動の時代を迎えています。とりわけ我が国では、超高齢化と少子化が急速に進行し、人々の活力をどのように維持し、社会の発展に貢献する人材を育成するかが、高等教育機関である大学に問われています。このような中で、本学はこれまでの教育資源を生かし、発展させ、地域社会の活性化と社会の変化に柔軟に対応できる幅広い教養と深い専門性を有する人材を育成するため、平成26年度に「新しいかたち」に再編し、社会の要請に応えることとしました。大学は「生涯スポーツ学部」と「教育文化学部」の2学部5学科とし、短期大学部は「ライフデザイン学科」と「こども学科」の2学科体制となっています。
 
 「生涯スポーツ学部」に新設する「健康福祉学科」は、これまでの人間福祉学部の実績を基に、介護福祉分野と健康・スポーツ分野を統合することによって、介護予防およびケアマネジメントの知識とスキルの修得を可能にし、健康長寿社会の実現という、超高齢社会の要請に即応できる福祉職の養成を目指すものです。他方、これまでの「スポーツ教育学科」には、新たに競技スポーツコースを加え、生涯スポーツ社会の発展に寄与する「新しいかたち」としました。
 「教育文化学部」の「教育学科」は、教員養成で実績のある学習コーチング学科の幼稚園、小学校、特別支援学校の教員養成課程に保育士養成を加え、さらに本学伝統の養護教諭と中高の音楽教諭の養成課程を含めて4コース制とし、教員養成の「新しいかたち」としました。「芸術学科」は、伝統的な美術・工芸分野から現代的なデジタルアートにいたるまでの多様な学びを通して、現代社会に潤いを与える多彩なカリキュラムを用意しています。「心理カウンセリング学科」は、心理臨床に加えて精神保健福祉士養成課程を設置し、現代人の「こころの課題」に取り組む対人援助職の養成を目指します。
 
 短期大学部は、北翔大学への編入学など、卒業後の進路を柔軟に組み立てられることも魅力の一つです。「ライフデザイン学科」は、「自分の将来をデザインする」というコンセプトのもと、ファッションやアート、舞台芸術、ビジネスなど7分野の科目群を組み合わせて学ぶユニット履修制を採用しています。学生は、興味・関心に沿ってユニットを選択することができます。より高度な専門性を身につけるために、平成26年度から「キャリアデザインコース」と「ファッション舞台アートコース」の2コース制に移行します。
 「こども学科」は、時代の要請に応える保育者・教育者を養成する学科です。目指す将来に合わせて専門性と指導力を高められるように、3コース制を導入しました。保育士や幼稚園教諭として働くことを目指し、心身の発達や幼児体育について重点的に学ぶ「保育コース」、同じく保育士と幼稚園教諭を目指しながら、リトミックなどの音楽表現教育に特化した「音楽コース」、そして保育士・幼稚園教諭とともに小学校教諭の免許が取得できる「教育コース」の3つのコースです。
 
 こうした本学の「新しいかたち」を支える学びの体系は、入学前学習支援に始まり、基礎・教養科目、専門科目、他領域の専門科目を選択履修する発展科目、入学時から卒業次までを貫く就業力養成科目など、縦横に整備され、丁寧な履修指導によって、確実に社会人として自立できる力を獲得できるよう工夫されています。社会に巣立つ2年間、あるいは4年間の学生生活が、楽しく充実したものとなるよう、北翔大学は、学生一人一人の夢の実現のため支援します。
 
-プロフィール-
  名古屋大学 大学院農学研究科修士課程修了。農学博士(北海道大学)。米国カルフォルニア大学バークレー校博士研究員(光合成研究で1961年ノーベル化学賞受賞のM.カルビン教授に師事)。 北海道大学農学部農芸化学科・助教授。北海道東海大学工学部生物工学科教授。北海道東海大学・学長。東海大学名誉教授。全国私立大学教職課程協会副会長、北海道大学創成研究機構評価委員会委員長。全道産学官ネットワーク推進協議会座長。著書・論文に、『未来の生物資源ユーカリ』内田老鶴圃、『香辛料成分の食品機能』光生館、『行者ニンニクの凄い薬効』朝日ソノラマ、『北の健康野菜』北海道新聞社、その他、英文による学術論文・著書、多数。
日本農芸化学会奨励賞受賞「植物フレーバーの化学ならびに生物活性に関する研究」他。