北翔大学が地域貢献事業として産学連携で取り組む、高齢者を対象とした介護予防運動「地域まるごと元気アッププログラム」（まる元）が、コープさっぽろの冊子にＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の取り組みの一つとして紹介されました。連携開始から十年余。冊子での全道的な紹介で、一層の広がりが期待されます。
冊子は「コープさっぽろＳＤＧｓＢＯＯＫ２０２３」。２０２２年度活動報告「人と人」の中で取り上げられました。「すべての人に健康と福祉を」「住み続けられるまちづくりを」「パートナーシップで目標を達成しよう」の三つの開発目標に位置付けています。少人数制の教室を年間４８回開いていること、これまでに道内２８市町村で行い、年間延べ約４万４８００名が参加していることなども写真とともに紹介しています。
「まる元」は高齢者の生活の質向上を目指す、親しみやすい運動です。本学とＮＰＯ法人ソーシャルビジネス推進センター（札幌市）、コープさっぽろが連携し平成２２年、赤平市で始まりました。本学は運動プログラムの開発、健康運動指導士の育成などで協力しています。
「まる元」を紹介する冊子「コープさっぽろＳＤＧｓＢＯＯＫ２０２３」（冊子はコープさっぽろ提供）
