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モルックで心も体も健康に――公開講座
2023.11.01地域連携センターニュース
 生涯スポーツ学部健康福祉学科の公開講座「モルックで楽しく健康づくり」が、10月28日に開かれました。江別市内外から29名が参加し、ニュースポーツのモルックを体験しました。スポーツを通したヘルシーエイジング(健康長寿)についての話もあり、健康づくりのヒントとモルックの魅力を知りました。
 
 同学科「スポーツ健康コース」の学びを生かした講座です。小坂井留美先生(同学科教授)と川森功偉先生(同学科准教授)が担当し、7名の学生が手伝ってくれました。
 
 モルックはフィンランドで生まれた、誰でも気軽に楽しめるニュースポーツ。スキットルと呼ばれる12本の木製ピンを、モルック(投げ棒)で倒します。2チームが交互に投げ、先に決められた得点ピッタリになったチームが勝ち。
 
 参加者は8チーム、1~4部リーグに分かれて、昇格と降格をかけて戦いました。と言っても、みんな和気あいあい。勝負にこだわるもよし、楽しさを追求するもよし。うまくいっても、いかなくても、笑顔と笑い声が絶えません。「地域を元気にするには、人を元気にしないといけない。きょうは元気になって帰ってください」。講座冒頭の川森先生のあいさつの通りになりました。
 
 ゲーム後は、小坂井先生がフィンランドでの生活経験も交え、健康を保つためのライフスタイルやニュースポーツの目的などについて話しました。
 
 フィンランドの人はモルックとサウナをセットで楽しむと言い、毎日でなくても、少し余裕を持った生活が健康づくりにつながるのではと語りかけました。地域の伝統的なスポーツが元になっているニュースポーツは、楽しむことを目的としていることも紹介。暮らしの中にスポーツを取り込むことで、ヘルシーエイジングが達成されるのではないでしょうかと、2時間の講座を締めくくりました。
 
 参加者アンケートには、「(モルックは)運動能力に関係なく誰でも楽しめて、初対面の人とも交流できる素晴らしいスポーツだと感じました」とありました。
 
 Kiitos paljon(キートス・パルヨン)。
 ありがとうございました。
 
講座を担当した小坂井留美先生と川森功偉先生


モルックを楽しむ参加者