本学について

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本学の「建学の精神」と「教育の理念」

・建学の精神「女性の社会的地位の向上を目指し、女性にふさわしい職業的技能と幅広い教養を身につけた、自立できる社会人の育成」

 本学の母体となった北海ドレスメーカー女学園は、故浅井淑子学園長により昭和14年9月、札幌市に創設されました。当時はまだ女性にとって社会進出は封鎖された時代であり、浅井淑子女史は、女性も知識・技術を身につけ自立することが重要と考え、杉野ドレスメーカー学院で学び、身につけた服装教育の知識と技術をもとに「服装教育の実施をとおし、婦人の社会的地位の向上と独立できる能力の育成を念願して」上記の建学の精神、教育理念の下で北海ドレスメーカー女学園を創立しました。
 その後、北海道ドレスメーカー女学院に名称を変更し、学生数2,000名を超える学院へと発展していきました。更に、教員免許状を取得できる短期大学の設立を目指すこととなり、昭和38年に「北海道女子短期大学」を開学し、さらに平成9年に「北海道女子大学」を開学、平成19年に大学名称を「北翔大学・北翔大学短期大学部」に名称変更し現在に至っています。
 建学の精神は学園の創立時と変わらないものの、その解釈については、男女共学制への移行や、大学名称の変更にかかわり、教授会、理事会等の審議を経て「社会人として相応しい職業的技能と幅広い教養を身につけた、自立できる社会人の育成」として学内での共通理解としました。
 さらに、平成29年3月には、理事会において、建学の精神の今日的意義について確認し、

建学の精神(今日的定義)

「常に変化する社会に向かって真摯にかつ創造的に対応できる人材の輩出を目指し、より高い専門性と幅広い教養を身につけた、自立できる社会人の育成」

としました。

・教育の理念「愛と和と英知」

 本学は、キリスト教的愛の精神と聖徳太子の説く和の心を融合した「愛と和」を教育理念として、開学以来個性を生かしたきめ細やかな教育指導を展開してきました。平成7年に国際化社会への人材養成を目的に加えたことを契機に、教育の理念「愛と和」に「国際性」を加えました。その後、平成19年度の大学名称変更時に、国際性を「愛」と「和」に包含し、高等教育機関としての使命を表す「英知」を加え、教育理念を教授会の審議を経て「愛と和と英知」としました。