地域まるごと元気アッププログラムは、NPO法人ソーシャルビジネス推進センターとコープさっぽろと北翔大学の3者連携による社会貢献事業です。
コーディネートや高齢者の健康サポート分野を得意とするNPOと地域に根ざしたCSR活動も盛んな企業、そして「健康」と「福祉」「スポーツ」に関する研究に力を入れている大学が手を組み、常に新しいサービスの提供や人材の確保、継続的な事業の運営が行われています(詳細は別添概要図をご参照ください)。
令和2年度末時点の北海道内の参加自治体は23市町村、本学が養成し、地域に派遣している健康運動指導士は13名です。振興局ベースですと、空知地区1名、石狩地区1名、留萌地区2名、上川地区1名、後志地区1名、渡島地区3名、十勝地区4名となります。卒業後も定期的に講習等を実施し、ブラッシュアップに努めています。
地域活性化を目指し、「行政、医療機関、大学、民間の協同プロジェクトの構築」「高齢者に対しての健康増進プログラムの実施」「地域住民の中に運動指導層を構築するサポーター育成事業」等をコンセプトに、平成22年度に開始された事業です。
高齢者の機能向上・閉じこもり予防の実践プログラムを通して、地域医療費・介護保険料の上昇を抑え、高齢者の「元気」による活動量の増加を経済効果につなげようというものです。本プログラムは、高齢者の社会的役割の再構築を視野に入れ、長寿社会に新たなモデルを提示する試みでもあります。具体的には、赤平市、寿都町など において、体力測定会、健康講演会、運動教室の運営、地域住民のサポーター養成等のプログラムを実施するものです。
本学学生も、生涯スポーツ学部生を中心に参加しており、その活動状況については随時ニュース等にアップいたします。