教育文化学部
教育文化学部には、子どもの成長により添う「教育学科」、アートやデザインを通して豊かな暮らしを創造する「芸術学科」、こころを学び人々を支える「心理カウンセリング学科」の3学科が設置されています。
目標に合わせて段階的に専門性を磨くことができるカリキュラムで、人々の主体的な活動を支援できる専門家を育成します。
3つのポリシー
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DIPLOMA POLICY
学位授与方針
教育文化学部(以下、「本学部」という)は、教育学、芸術学、心理学のそれぞれの専門領域の特質を活かしつつ横断統合した学部です。本学部での多様な学びを通して、幼児教育・学校教育から生涯学習にいたる幅広い世代の学びへの支援の観点を踏まえつつ、社会と関わり、時代のニーズに応え得る能力を身に付け、各学科での所定の単位を修得した以下の学生に、「学士(教育学)」「学士(芸術学)」「学士(心理カウンセリング学)」の学位を授与します。
(1) 専門的な知識を総合的な実践力へとつなげ、教育現場や関係諸機関・企業、そして広く地域社会において、教育文化の継承・発展に寄与する専門職業人としての力を備えている。
(2) 豊かな人間性と柔軟な思考力をもち、高い専門性と実践力を身に付け、幼児や児童・生徒の生活や学び活動を支援できる能力を備えている。
(3) 幅広い芸術文化の基礎理解と確かな専門技術を獲得し、多様な職種において芸術性を活かし、社会貢献できる能力を備えている。
(4) 心理学及び精神保健福祉学の専門知識をもち、人間援助の総合的アプローチとしてのカウンセリングの素養を身に付け、対人支援ができる能力を備えている。
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CURRICULUM POLICY
教育課程編成方針
本学部では、教育学、芸術学、心理学それぞれの学科の教育課程の円滑な運用を通して、学科専門科目、学部共通科目や発展科目など、さまざまな関連分野も含めた総合的・学際的な学びの場を提供します。本学部の教育課程では、柔軟な思考と豊かな感性そして広い教養を備えた質の高い実践的な職業人や教員が具備すべき能力を養います。さらに全学共通の基礎教育科目や全学年を貫き取り組む就業力養成科目を通して、社会人基礎力や課題解決能力の醸成など現代社会が求める能力の修得を目指します。
カリキュラムの基本的な構成は次の4群です。
(1) 幅広い教養と就職に必要な社会人基礎力を養成する科目群(全学共通科目・就業力養成科目)
(2) 自己の専門的領域を深めるための学際的科目群(発展科目)
(3) 自己の専門的志向を確認する基礎的な科目群(学部共通科目)
(4) 各自の選択した専門領域を深める専門的な科目群(学科専門科目)
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ADMISSION POLICY
入学者受け入れ方針
本学部では、未来を担うこどもたちの教育に関わり、地域社会のさまざまな文化・芸術活動の発展に貢献し、人間理解と対人援助に力を注ぐ実践能力を身に付けたいと考える以下の人材を求めます。
(1) 高等学校の教育課程を修得し、入学後の修学に必要な基礎学力を有している。
(2) 教育学、芸術学、心理学に強い関心があり、自ら課題を見つけ能動的に学修して専門性を身に付けようとする意欲がある。
(3) 幼稚園教諭、小学校教諭、特別支援学校教諭、養護教諭、中学校・高等学校教諭(音楽・美術)、保育士、学芸員、インテリアプランナー、建築士、認定心理士、福祉心理士、精神保健福祉士、公認心理師、社会教育主事などの専門的職業人を目指している。
(4) 幼児・児童・生徒の視点に立ち、豊かな人間性と柔軟な思考力をもち、高い専門性と実践力を身に付け、教育現場で活躍したいという意欲がある。
(5) 美術、メディアデザイン、インテリア建築、服飾美術、舞台芸術などの芸術分野に興味があり、芸術を通して成長し、創造性を活かして社会で活躍したいという意欲がある。
(6) 自分自身の理解、自分を取り巻く他者の理解、人と人とのかかわり合いの理解について深め、心理学と精神保健福祉学の専門知識を人々の人生をより豊かにするために活かしたいという意欲がある。