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 生涯スポーツ学部は、スポーツや健康に関する理論や実践について探求し、主体的・活動的・健康的な生き方を実践・支援できる人材を育成し、生涯にわたってスポーツに親しむことができる健康で豊かな「生涯スポーツ社会」の構築に貢献することを目的に、平成21(2009)年度に開設しました。

 平成26(2014)年4月にはその趣旨を受け継ぎながら、従来の「スポーツ教育学科」に加え、今後の北海道の高齢化や過疎化という地域課題に向き合う人材の養成を目指して「健康福祉学科」を開設し2学科体制となりました。スポーツ教育学科・健康福祉学科ともに、1年次には基礎科目・教養科目・就業力養成科目等の基礎から社会人基礎力を養う共通科目を学ぶとともに、生涯スポーツ学、スポーツ教育学概論、健康福祉学概論、生涯スポーツ(実技)などの専門科目を通して「学ぶことの豊かさ・楽しさ、そして学問の深さ」を感じ取れるように、カリキュラムが組まれています。

 さらに、スポーツ教育学科は、2年次から学校教育や中学校・高等学校の保健体育教諭を目指すスポーツ教育コース、健康づくりのための健康運動指導やアスリートの傷害予防・コンディショニングをサポートするアスレティックトレーナーを目指すスポーツトレーナーコース、競技者としての活躍やプロスポーツ・実業団の指導者を目指す競技スポーツコースの3コースから1コース選択し、専門的な学びを深めます。

 健康福祉学科においては、本学がこれまで培ってきた、福祉・介護の人材養成のスキルを最大限に活かし、福祉と健康運動スポーツという二つの教育資源の統合的展開による幅広い人材の養成を目指しています。具体的には高齢者の健康維持およびQOL(生活の質)の向上と過疎地域の活性化に寄与する、福祉マインドを持った健康運動の指導者、スポーツマインドや健康マインドを持った介護職や福祉職の育成です。2年次以降は介護福祉士・社会福祉士を目指す養成課程を併設し、国家資格取得を目指すとともに、広範囲な福祉の専門分野を学びます。福祉分野と運動スポーツ分野の知見、スキルを併せ持つ人材の養成は、本道においては他に例のない画期的な学科です。

 学生の皆さんは、こうした本学部の4年間の学びから、生涯の糧となる確実な成果を手に入れられるように期待をしています。
                                        生涯スポーツ学部 学部長
                                         竹田 唯史(たけだ・ただし)