ライフデザイン学科
ライフデザイン学科の特長
教育目標
自らの課題を探求し、その課題を解決するための、総合的な判断力、実践力を身につけ、
将来にわたって、自己を生かそうとする人材の育成を目指し、下記の目標を掲げる。
①広い教養と職業的技能を持つ社会人の育成
②地域・社会と協調し、主体的に貢献する人財の育成
③感性豊かな、魅力ある人間性を養う教育
3つのポリシー
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1
DIPLOMA POLICY
学位授与方針
本学科では、以下に示す資質・能力等を修得した者に学位を授与します。
【知識・理解】
(1) 感性豊かな、魅力ある人間性を持ち、社会人としての幅広い教養を身に付けている。
(2) キャリアデザイン、ファッション、舞台芸術のいずれかの専門分野での学修を通して、社会に参加していくための実践的な智恵を身に付けている。
【思考・判断】
(3) 自らのライフステージにおいて課題を設定し、その課題を解決するために、専門分野での学修を敷衍し、考察することができる。
【関心・意欲・態度】
(4) 地域社会において、積極的に自身の学修成果を還元することができる。
(5) 他者を尊重し、共生社会の実現に寄与することができる。
【技能・表現】
(6) 専門分野での学修を通して、高い職業的技能を身に付けている。
(7) 自身の考えや立場を他者に伝え、他者との調整ができるコミュニケーション能力を身に付けている。
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2
CURRICULUM POLICY
教育課程編成方針
本学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げる目標を達成するため、以下の方針に基づき教育課程を編成します。
【教育内容】
(1) 短期大学部共通科目では、短大での学修への導入科目として「基礎教育セミナーⅠ」、「基礎教育セミナーⅡ」を配置する他、英語、情報機器操作の基礎を修得する科目を配置している。
(2) コース共通科目の必修4ユニットでは、本学科の5つの教育の柱である教養・専門・総合・キャリア・編入教育を理解するための「ライフデザイン」、「キャリアデザイン」等の科目を配置、2年次に配置される「専門ゼミⅠ」、「専門ゼミⅡ」では、各自が設定した課題について、1年間研究し、論文、作品として成果物の発表を行う。
(3) コース共通科目の選択4ユニットでは、併設の北翔大学との連携により、デザイン・美術・健康づくり・第2外国語等の科目を配置し、幅広い教養を身に付ける。また、本学科の特色の1つである地域密着型インターンシップ科目として、「インターンシップⅠ」「インターンシップⅡ」を配置している。
(4) コース専門科目のキャリアデザイン4ユニットでは、経済・経営・秘書・会計・簿記・地域等に関わる科目を配置し、学期・年次進行に伴い、基礎から発展へと段階的に学修できる体系としている。
(5) コース専門科目のファッション4ユニットでは、理論・作品制作・ビジネス・ファッションショー構成等に関わる科目を配置し、学期・年次進行に伴い、基礎から発展へと段階的に学修できる体系としている。
(6) コース専門科目の舞台芸術4ユニットでは、バックステージ・演技・声優・ダンス等に関わる科目を配置し、学期・年次進行に伴い、基礎から発展へと段階的に学修できる体系としている。
【教育方法】
(1) コース専門科目では、双方向型授業展開を重視し、Plan→Do→See→Thinkのサイクルの循環により、知識・スキルを高める学修を行っている。
(2) コース専門科目では、学内外における実習を多数設定し、学修内容を実践する機会を用意している。特に、地域や異世代と交流し知見を拡げさせる実習を重視している。
(3) 学科独自ツールである「履修記録ノート」により、入学時からの目標設定と学期末、年度末等の節目における達成度の確認を行っている。
(4) 担任制度により、入学時、学期末、年度末等の節目に面談を行い、学修状況確認と卒業後の進路について指導を行っている。
【教育評価】
(1) 各授業科目において、ディプロマ・ポリシーに掲げた資質や能力を修得させるために、カリキュラムマップ上の科目の位置付けを考慮した総合的な評価を行う。
(2) 総合的な評価は、各授業科目の特性に応じ「筆記試験」、「実技試験」、「課題評価」、「作品評価」、「受講態度」、「確認テスト」、「発表」等を組み合わせて多角的に行う。実習を含む科目では、実習への取組状況や積極性、貢献度等も含めて評価を行う。
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3
ADMISSION POLICY
入学者受け入れ方針
本学科では、以下に示す資質・能力等を身に付けた者を受け入れます。
(1) 高等学校の教育課程を修了し、高等学校卒業に相当する学力を身に付けている。
(2) 高等学校までの履修内容を通じて、聞く・話す・読む・書くというコミュニケーション能力の基礎的な内容を身に付けている。
(3) キャリアデザイン、ファッション、舞台芸術のいずれかの専門分野に興味を持ち、修得した知識や経験を社会で役立てたいという意欲がある。
(4) 他者の考えに耳を傾け、理解しようと努める態度を有している。
(5) 自身の興味や考えを論理的に考察し、他者に説明することができる。
カリキュラムマップ
PDFはこちら
学びのステップ
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1年次興味・関心を深め、社会人基礎力を養う
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前学期 |
後学期 |
専門科目[一例] |
●コミュニケーション論 ●服飾造形論 ●演劇入門Ⅰ |
●プロジェクトワーク ●ファッションデザイン ●演劇入門Ⅱ |
基礎科目[一例] |
●ライフデザイン ●基礎教育セミナーⅠ ●キャリアデザイン |
●秘書実務Ⅰ ●ライフデザイン演習 ●インターンシップ |
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2年次教養を広げ、専門を深め、実践力を磨く
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前学期 |
後学期 |
専門科目[一例] |
●企業と経営 ●ファション造形実習Ⅲ ●照明・音響実習Ⅰ ●身体表現 |
●マネジメントゲーム ●ステージプランニング実習 ●照明・音響実習Ⅱ |
基礎科目[一例] |
●専門ゼミⅠ ●チームビルディングゲーム |
●専門ゼミⅡ ●ファッションとリフォーム ●プロデュース論(アートマネジメントを含む) |
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ライフデザイン学科の3コース
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キャリアデザインコース
多様なキャリア系科目を通して、社会人に必須の基礎知識やマナーをはじめ、自ら主体的にキャリアデザインができる能力を養い、ビジネスシーンで自分らしく活躍できる人材を育てます。
POINT!
多彩なキャリア関連プログラム
就職活動に向けた取り組みとして、「プロジェクトワーク」や「地域密着型教育インターンシップ」などが充実。事前指導から事後報告会までを一連の流れで展開し、貴重な経験を確かな就業力につなげます。
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ファッションコース
被服造形の知識と技術を基礎から学び、「人と衣服のかかわり」をデザインできる力を養います。このほか小物づくりやメイクアップ術、ショップディスプレイなど、ファッションにかかわる多様な領域の学びを深めます。
POINT!
アートやIT関連の科目も充実
ファッション関連の科目はもちろん、デザインやアートの科目を自由に学ぶこともできます。さらにIT関係などの知識も幅広く学び、造形力や企画力などを身につけることができます。
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舞台芸術コース
照明・音響・装置・メイクのプロが実践的な知識・技術を指導。年に数回の公演活動を通じて、主体性やコミュニケーション能力などを養うとともに、ラジオ・ドラマ製作やミュージカル研究など特色ある科目も学べます。
POINT!
舞台芸術を通して磨く「社会人基礎力」
演技からバックステージまで、さまざまな知識・技術をチームで学ぶことにより、舞台芸術分野のみならず、あらゆる社会が求めている協働力などの社会人基礎力を身につけることができます。
2019年以前のライフデザイン学科の2コースはこちらをご確認ください。
取得できる免許状・資格
免許状・資格 |
キャリアデザインコース |
ファッションコース |
舞台芸術コース |
ITパスポート試験 |
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コンピュータ会計能力検定 |
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秘書検定 |
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話しことばとコミュニケーション検定 |
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ビジネス文書検定 |
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簿記検定 |
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ファッション販売能力検定 |
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ファッションビジネス能力検定 |
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カラーコーディネーター検定 |
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パターンメイキング技術検定 |
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ファッション色彩能力検定 |
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学びを活かせる将来像
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キャリアデザインコース |
金融関係(銀行など) |
一般事務 |
営業および営業事務・販売 |
情報サービス関連 |
広告・メディア関連 |
医療関連 |
ファッションコース |
デザイナー・スタイリスト |
裁縫・パタンナー |
アパレル関連 |
舞台芸術コース |
舞台関連 |
放送制作関連 |
広告関連 |
就職について
※2020年度については2021年5月1日現在、2021年度については2022年5月1日現在、
2022年度については2023年3月31日現在のデータを掲載しています。
また、就職率につきましては、就職者数÷就職希望者数で算出しています。詳細はこちらをご確認ください。
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