大学がある江別市の大麻地区は、40年前に札幌市のベッドタウンとして開発され、当時一斉に入居した世帯が高齢化し、平成17年の国勢調査では、人口2万2千人に対し65歳以上の高齢化率は20.2%に達しています。
近隣地域の中で特に高齢化が進行していることから、北海道と江別市が策定した「北海道型・高齢者が住みやすいまちづくり構想」のモデル地区となり、平成16年度には地元関係者による高齢者が住みやすいまちづくり推進会議が立ち上がり、地方自治体から先駆的事業として注目を受けています。
地元商店街の空き店舗を活用した交流拠点「ほっとハウスおおあさ」を通して、学生参加型の福祉のまちづくりを地域の方々と進めていきます
大麻地区のモデル構想の社会連携と3つのプロジェクト
2、3年次に体験研修をする大麻地区では、3つのプロジェクト(下記の図参照)でのさまざまなサービス体験を通して専門性を身に付け、福祉のまちづくりを担う学生ベンチャーを育成するプログラムに学生が参加しています。
3つのプロジェクトでのコミュニティビジネスの体験
利用者の声(高齢者向けIT教室)
利用者の声(疑似体験)