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楽しく学んだ、講座「クワガタムシ観察の春夏秋冬」
2025.08.08地域連携センターニュース
 北翔大学の市民向け講座では初めての昆虫講座「クワガタムシ観察の春夏秋冬」が8月6日(水)に、本学で開かれました。講師は大宮真一先生(スポーツ教育学科准教授)で、定員となる15組(約40人)の家族が参加しました。
 クワガタムシの成虫を観察するだけではなく、産卵から成虫までの成長(飼育)過程を観察する方法も学ぶ内容でした。小学生以下が対象の講座でしたが、子どもも、かつての子どももワクワクしながらクワガタムシの世界を楽しんでくれました。

 講座はまず、ノコギリクワガタが産卵するための「産卵マット」作りから始まりました。卵からかえった幼虫が成長するために必要な栄養分を含んだ土を3段階の固さに分けて、「飼育ケース」に敷き詰めました。小さな子どもの手では上手にできないところは、保護者や大学生がサポートしました。

 成虫のつがいを受け取ると、子どもたちの興奮はピークに達して、飼育ケースに入れて「でかい、6センチはある」「かっこいい」など、あちこちの家族から声が聞こえました。
 大宮先生が飼育するときの注意点や、講座テーマのひとつ「命の大切さ」の話などをして講座を終えました。

 ところが、そのあとが大変でした。大宮先生の前には子どもたちの列が…

 質問だけでなく、自分たちの知っていることを大宮先生に〝教える〟場面もあったようです。
 大満足の子どもたちは「飼育ケース」を大切に、抱えるようにして持って帰りました。
 
 いま、アウトドアブームの一方で、自然と距離を取り「虫は苦手」という子どもも少なくないようです。講座参加者にも苦手な人はいました。虫好きも、そうでない人も参加した講座の〝内側〟をちょっとのぞいてみました