超高齢者社会の中、認知症に関わる懸念、中でも進行の緩和などについても関心が高まっています。本講演会では認知症の当事者である神奈川県在住の中村成信氏にお越しいただき、現在の生活や、どのようなことを思っていらっしゃるのかをお話しいただきます。また、聞き手には中村久子氏(ケアサービスドウナン代表取締役、公益社団法人日本高齢者グループホーム協会北海道支部理事)にお越しいただき、お二人による「対話型」講演会を開催いたします。
「対話型」講演会の特徴として、一つは、当事者(話者)をよく知る聴き手が巧みに本音を引き出すという点があります。また、当事者の認知症の症状による話の混乱を本筋に戻し、講演会の狙いに沿って話を進めるというあり方を、聴衆が共に経験することができるという点もあります。この経験は一方向での講演会では経験しづらいことで、とても貴重な経験になります。
認知症になったとしても自分らしく生活できるような社会をいかにして構築していくことができるのか一緒に考えてみませんか。ご参加、お待ちしております。
日時:2017年2月18日(土)13:30~15:00(開場13:00)
場所:北翔大学 北方圏学術情報センターPORTO
札幌市中央区南1条西22丁目1-1 (℡:011-618-7711)
参加費:無料
定員:150名
主催:北翔大学 北方圏学術情報センターPORTO
認知症当事者および家族への支援に関する研究プロジェクト
※研究プロジェクトメンバー:黒澤直子、佐々木浩子、尾形良子、吉田修大
後援:北海道、札幌市、札幌市社会福祉協議会、札幌市民生委員児童委員協議会、日本認知症ケア学会、北海道認知症の人を支える家族の会
お問い合わせ:北翔大学
電話011-386-8011(大学代表)