国際英文雑誌「Research Quarterly for Exercise and Sport」に原著論文として、大学院生涯スポーツ学研究科および健康福祉学科所属の小坂井留美教授と国立長寿医療研究センター研究員との共同研究成果が掲載されました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32053478
この研究は、12年間の調査から中高年期の6体力要素の加齢変化について検討しました。男性のほぼ全ての体力要素は、高齢になるほど低下が大きくなり加齢変化が顕著である一方、女性では、低下が一定であったり緩やかになる体力要素のあることを明らかにしました。40歳から90歳におよぶ体力の加齢変化について、性別・構成要素別に記述した初めての研究です。
Age-related Changes in Physical Fitness among Community-living Middle-aged and Older Japanese: A 12-year Longitudinal Study. Kozakai R, Nishita Y, Otsuka R, Ando F, Shimokata H. Res Q Exerc Sport. 2020. doi: 10.1080/02701367.2019.1697418