本学では、平成16年度より全学的なFD活動を推進しております。「学生による授業評価」は授業改善の基礎資料であり、FD活動の基幹として位置づけられ、継続して実施しております。
平成20年4月、大学設置基準が一部改正され、「大学は、授業の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研究を実施するものとする」と明示され、大学院に続き学部においてもFDが義務化されることになりました。ここで「組織的な」とは、一部の教員に対してではなく、教育組織としての大学全体に対して授業改善努力が義務づけられたことを意味します。しかもFDが単なる授業改善のための研修といった狭義ではなく、教員の相互研修を通した日常的な教育改善活動全般を意味する広義に捉えられています。
「組織的な」FDの深化と、他大学とのFD活動の共有化を目的に、平成21年1月、本学はFDネットワーク“つばさ”に加盟いたしました。また、これまで教務委員会の小委員会として機能していたFD部門は、平成21年度4月に開設された教育支援総合センター内のFD支援オフィスとして、他の教育改革とも連動する活動を開始しております。
