前学期、新型コロナウイルス感染拡大により、遠隔授業が各科目で実施されておりました。そんな中、渡部ゼミでは、ZOOMを用いて遠隔でゼミを実施してきました。前半は本学の山本敬三先生が著者のテキストを用いて、バイオメカニクスの基礎知識を学びました。後半は各自の競技スポーツの動作を撮影した動画をもとにバイオメカニクスの視点から動きの効率性や改善点を明らかにしていきました。さらにはモーションキャプチャーを用いて計測したデータをもとに力の大きさや方向性、発揮のタイミングなどコアな部分までレクチャーをしました。これらをもとにゼミ生は自身のフォームの改善点を洗い出し競技力向上に生かしていきます。今後は、自分たち自身のデータを実際に動作計測してそれらを分析していこうと思案中です。
講師・渡部 峻(専門:野球・バイオメカニクス)

非常にわかりやすい洗練されたバイオメカニクスのテキスト

ゼミ生の撮影した動画を用いたフォーム解説

動作計測室

モーションキャプチャで計測したデータ