インテリア建築を学ぶ千里ゼミ学生たちが、避難所の感染対策について研究を行っています。ゼミは感染予防の為、オンライン形式で進められ、スマートフォンのカメラとドローンによる空撮映像や教員による組み立て、検証という内容で共同開発されています。
学生達は10年以上に渡り先輩達から、そのスキルを継承しながら、江別市役所・市民と一緒に、段ボール間仕切りや段ボールベッドを使った避難所運営訓練を行ってきました。
今回は、密になる事を避けて、避難所の感染対策をする必要があり、一人で組み立てられる、高さが180㎝ある段ボール間仕切りを3タイプ「①畳サイズの段ボールを縦長に配置し、ガムテープで8枚貼ったタイプ、②備蓄している段ボール間仕切りを2段重ねたタイプ、③備蓄している段ボール間仕切りに加え、園芸用支柱にビニールシートを付けたタイプ」を考え、現在も制作マニュアルを作成中です。
困難な中だからこそ、大学で学んでいるインテリア建築の知識を、人々の役に立てるために北翔大学の学生たちは頑張っています。
学生とのオンライン会議・ドローン空撮による研究開発の様子
段ボール間仕切りを3タイプ
畳サイズの段ボールを縦長に配置し、ガムテープで8枚貼ったタイプ
備蓄している段ボール間仕切りを2段重ねたタイプ
備蓄している段ボール間仕切りに加え、園芸用支柱にビニールシートを付けたタイプ