本学では北海道の豊かな自然を生かしたキャンプ実習を実施しています。主な目的は
①自然体験活動が指導できる教員を養成するため
②キャンプ活動を通して、自分自身や他者、そして自然に対する理解を深めるため
の2点です。
2019年度のコロナ禍前は日高で3泊4日テント泊の実習を実施しました。
https://www.hokusho-u.ac.jp/info/?i=2189&cat=5
2020年度のコロナ禍1年目は急遽、大学日帰りのプログラムに変更して実施しました。
https://www.hokusho-u.ac.jp/info/?i=2403&cat=5
私、坂谷充の専門は野外教育という分野です。野外教育は自然の中で自然を生かして実施されます。つまり実習中に雨が降っても、今ある環境(雨)の中で、工夫して活動するしかありません。よく耳にする「どうしよう」ではなく「どうにかしよう」という考え方です。コロナ禍2年目の2021年度も「どうにかしよう」の精神で、より学びある実習を目指して、大学日帰り2日間から日帰り3日間にプログラムを変更して実施しました。ブルーシートでタープを立てたり、大学の隣にある森(野幌森林公園)を散策しました。
人間の力が及ばないもの(新型コロナウイルス感染症)に対峙しながらも、身近で豊かな自然を感じた実習となりました。
講師・坂谷充 (専門:野外教育)

ロープワーク練習中

ネイチャーゲーム

野幌森林公園ゴールの100年記念塔

振り返り活動