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健康福祉学科 新着情報

卒業生の職場訪問!
2023.08.09健康福祉学科
梶ゼミ2008年卒業の工藤優樹さんは卒業後15年以上にわたり、重度の障がいがある人の地域生活を支える介助の仕事を行ってきましたが、このたび福祉機器を扱う会社に転職したとのことでした。バリアフリー機器展の案内をいただきましたので、さっそく、札幌市南区にあるアビリティーズ・ケアネット(株)札幌営業所様を訪問させていただきました。

福祉機器は技術の進歩と共に進化していて、いろいろと新しい便利なものが考案されています。今回拝見させていただいた中でも、特に床下の配管工事が不要のユニット型水洗トイレや組み立て式スロープ、巻き取り式スロープなど多様な環境に適応できる商品は、障がいのある人の社会参加をしやすくする大変有益なものだと感心しました。

福祉の仕事は介護という直接的なものから福祉機器など間接的なものまで幅広くありますが、工藤さんは新たな職場で、これまでの経験を活かしつつも、また別の視点で障がいのある人の生活を支える仕事に励んでおられました。「前職の経験を活かせる部分は活かし、支援を必要としている方やその支援者がより良い生活が送られるようお手伝いできたらいいと思っています。」と新たな仕事への抱負を語って下さいました。今後ますます活躍されることを期待しています!
 
教授・梶 晴美 (専門:障害福祉)


工藤さん(卒業生)に福祉機器の説明をしてもらいました(これは床走行式リフト)。


巻き取り式スロープ。持ち運びも設置も簡単です!


人の動きに反応する映像装置。いろいろな種類の映像があり、こどもからお年寄りまで楽しめます。