芸術学科、アートラボ（ARTLAB）では、芸術５分野の知識・技術を横断的にミックスした取り組みをプロジェクト形式で行っています。今回は、酪農学園大学 循環農学類 小八重 善裕 先生との「農業」と「芸術」のコラボレーションとして「ニオの帽子」を制作しました。
 
大豆の収穫は機械で全ての工程を完了させますが、小八重先生は刈り取った大豆を畑で積み上げて（ニオ積み）、天日干しにする伝統的な手法を用いています。雨風をしのぐために「ニオ積み」された大豆にビニールシートをかけますが。まるで帽子のように見えるため「ニオの帽子」と呼ばれています。
 
芸術学科では学生8名が参加。金属を溶接して骨組みを作ったり、撥水加工された生地をミシンで縫合したり、ダンボールで型を作ってビニールシートで覆ったりとアイデアも作り方も様々な作品が完成しました。
 
大豆の乾燥が完了するまでの間、酪農学園大学にて作品展示されています。
酪農学園大学の小八重先生、教員、技師の皆さま、学生の皆さまに感謝申し上げます。


参加学生：
千里 匠、松澤 陸翔、飯嶋 海、熊谷 ひより、小野 みふゆ、三郷 らいあ、皆田 七海、松居 佳恋

指導教員：
加藤 万紀 先生（服飾美術分野）、山下 圭介 先生（美術分野・彫刻）、浅井 貴也 先生（メディアデザイン分野）