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スポーツ教育学科 新着情報

「第92回アメリカ心臓学会」の参加報告
2020.01.08スポーツ教育学科
 2019年11月16-18日に開催された国際学会「The 92nd Scientific Session of American Heart
Association(Philadelphia, USA)」に髙田真吾講師が参加・発表しました。American Heart Associationは心血管障害、脳卒中の研究および、心肺蘇生教育に関する世界的情報発信団体であり、各国の先進的な研究者が2~3万人参加する世界的権威がある学会です。
共同研究機関:北海道大学大学院医学研究院循環病態内科学と同分子生物学、九州大学病院臨床検査部、北海道医療大学、小樽協会病院、帯広協会病院、あさぶハート・内科クリニック
 
<研究の成果>
1つ目:「心不全における運動能力の低下や骨格筋(筋肉)の障害を糖尿病薬であるナトリウム・グルコース共輸送体(SGLT)-2 阻害の投与で予防できる」ことを明らかにしました。
Hideo Nambu, Shingo Takada, Arata Fukushima, Naoya Kakutani, Satoshi Maekawa, Ryosuke Shirakawa, Takaaki Furihata, Akimichi Saito, Takashi Yokota, Shintaro Kinugawa. Empagliflozin restores lowered exercise endurance capacity via the activation of skeletal muscle fatty acid oxidation in murine heart failure.2つ目:「心不全における心筋ミトコンドリアの電子伝達系の複合体形成にはミトコンドリア特有のリン脂質(カルジオリピン)が重要である」ことを見出しました。また、「リノール酸(n-6系多価不飽和脂肪酸)の摂取は不全心筋におけるカルジオリピンの低下・心機能を改善する」ことを明らかにしました。
・Satoshi Maekawa, Shingo Takada, Hideo Nambu, Takaaki Furihata, Hisataka Sabe, Shintaro Kinugawa. Linoleic acid improves assembly of the complex II subunit and complex III/IV complex of the mitochondrial oxidative phosphorylation system in heart failure.
 
普段、摂取している食事や薬剤が骨格筋や心筋の機能を制御しうることを明らかにことから、スポーツ選手だけではなく、高齢者や疾患者においても、臨床における新たな治療法として効果が期待されます。
 
講師 高田 真吾(専門:健康スポーツ科学)



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