世の中は新型コロナウィルスの影響で大変なことになっていますが、スポーツ教育学科の教職を目指す学生たちはそんな中でも自らの夢の実現に向けてがんばっています。本学では、今年度は新学期当初から感染拡大防止のために授業をオンラインで行っていますが、専門性を深めるゼミ活動もオンラインで行っています。
教職ゼミでは、学年ごとに教育に関わるニュースや、教員として現場で求められる実践的な対応などを題材として学びを深めています。最近では新型コロナウィルスの蔓延に伴う臨時休校のことや、感染防止対策、そして世間でも議論されていた9月入学についてもテーマとして扱いました。また、理想の教員像や、教育的愛情について考えたり、学校で起こりうるさまざまな場面を提示して、どのように対応すべきかを検討したりしています。
まずは、そのテーマについて各自で考え、グループごとに意見交換して検討し、最後に全体で共有しながらブラッシュアップするという流れで進めていますが、オンラインであっても、WEB上にグループごとの部屋を作って、仲間と顔を付き合わせながらアクティブ・ラーニングを進められるようにしています。やはり、現在教員採用試験に向けて勉強真っ最中の4年生は3年生より広く深く考えることができるようになっており、こうした活動の積み重ねにより確実に力を付けてきているので、今年度も、数多くの現役合格者が出ることを期待しています。
教授 森 靖明(専門:保健体育科教育)
オンライン授業を行うチャンネル
4年ゼミ
3年ゼミ
トークルーム
グループ討議1
グループ討議2