今ゼミでは、学校現場に勤めてからすぐに実践的な活動ができたり、子どもたちの発育発達に応じた系統的な指導を考えたりするため、対外的な取組をしています。
毎年、定期的に本学最寄りの文京台小学校に出向いたり、幼稚園児に大学までお越しいただき、子どもたちと実際に触れ合いながら体力測定方法やその指導方法などを学んでいます(写真1・2)。幼・小の連携をはじめ、小・中一貫教育や義務教育学校への理解を深めるためにも、子どもたちの発育発達を直に感じられる貴重な機会となっています。また、地域に貢献できる教員にもなれるよう江別市の「ジモガク」に参加し、近郊の自治体を回りながら、地域おこしをはじめとする様々な取組も勉強させていただいています(写真3)。
保健体育科教育では、子どもたちの体力向上や学習意欲に主眼を置き、体つくり運動におけるエアロビクスについて勉強しています。これまでも、3年次で(公社)日本エアロビック連盟「エアロビックリーダー」の資格を取得し、4年次に日本スポーツ協会の「エアロビックコーチ1」を取得しています(写真4)。
そして、先日の7月下旬には、文京台小学校と栗山中学校における各校の校内研修に出向き、ゼミ生がエアロビクス指導の一部を担いました(写真5)。教育実習に向けての授業参観や模擬授業はもちろんのこと、実際の校内研修で先生方と一緒に取り組める活動があることは非常に有難いことです。
現在、3年生は次年度の教育実習と教員採用試験に向けて、4年生は教員採用試験の最終結果を待ちながら卒業研究を進めているところです。年明けには九州体育・保健体育ネットワークでポスター発表(写真6)をしたり、4年生になっても尚充実した時間を過ごしています。
講師・今 竜一 (専門:保健体育科教育)
小学生の体力測定@文京台小学校
幼稚園児の体力測定@北翔大学
ジモガク(自治体巡り)@栗山町・三笠市
エアロビックリーダー資格取得に向けた練習
教員向けエアロビクス指導@栗山中学校
ポスター発表@福岡県