スポーツ教育学科の黒田裕太です．研究分野は，スポーツ科学特に，スポーツ栄養学の分野を専門としています．私は，管理栄養士および公認スポーツ栄養士などの資格を有しており，スポーツ選手にとどまらず，運動を実施する方々全般に有益な知見を提供したいと考え邁進しています．
本日は，夏休みに実施した北海道応援プロジェクト2022での講演活動に関してお話しします．このプロジェクトは，北海道日本ハムファイターズ，北海道スポーツ協会そしてホクレンによる，北海道⽶の販売を通じ、道内河川・海浜の清掃活動や⼦供スポーツ活動の⽀援など地域貢献活動を展開するプロジェクトです．今回は，2022年3⽉に⽇本ハムファイターズの新庄監督や選⼿のデザインをあしらった「ファイターズ×ホクレン北海道スポーツ応援⽶」を発売し，「北海道の⼦どもスポーツ活動を応援」の第1弾としてアスリートとお米についてお話ししてきました．講義の内容としては，①お米について理解する，②アスリートの食事の基本形を知る，③スポーツに関連する栄養素の役割を知る，の3本立てで実施しました．参加されたジュニアアスリートは，野球選手，陸上競技選手，剣道など様々な競技をしていました．競技特性を踏まえた食事指導も重要ですが，ジュニア期における食事の重要性は，基本的な食習慣を形成することにあると私は感じています．その部分を強くお話しさせていただきました．