北翔大学短期大学部 学長 齊藤 徹
(さいとう・とおる)
北翔大学短期大学部のルーツは、1939年(昭和14年)、故浅井淑子先生が「職業的技能と幅広い教養を身につけた自立できる社会人の育成」という建学の精神のもとに創設した「北海ドレスメーカー女学園」です。1963年(昭和38年)に「北海道女子短期大学」が誕生してから、50周年を迎えました。これまで3万人以上の卒業生が、地域社会の第一線で活躍していらっしゃいます。服飾美術、工芸美術、保健体育、初等教育、さらに経営情報を学ぶ学科を順次開設し、建学の精神に基づく実学教育を進めてきました。これらの学科を時代の要請に合わせて発展させ、現在は「ライフデザイン学科」と「こども学科」の2学科体制となっています。
わが国も、世界も、激動が続いています。これからの新しい社会づくりに、若い方々の力が期待されています。新しい社会に貢献し、社会の変化に柔軟に対応できる、幅広い教養と深い専門性を備えた自立した社会人が求められています。短期大学部は、こうした自立できる社会人になるための必要な力を養うために、「幅広い教養と視野、専門的知識・技能を併せもった人材」を、2年間(長期履修の場合は、3、4年間)で養成する高等教育機関として、役割を担ってきています。創立50周年の節目を迎え、教育内容をより充実させるため、平成26年度に学科構成を「新しいかたち」にすることにいたしました。
「ライフデザイン学科」は「自分の将来をデザインする」というコンセプトの下、ファッションやアート、舞台芸術、ビジネスなど7分野の科目群を組み合わせて学ぶユニット履修制を採用しています。学生の皆さんは興味・関心に沿ってユニットを選択することができます。より高度な専門性を身につけるために、平成26年度から「キャリアデザインコース」と「ファッション舞台アートコース」の2コース制に移行します。
「こども学科」は、時代の要請に応える保育者・教育者を養成する学科です。目指す将来に合わせて専門性と指導力を高められるように、3コース制を平成26年度から導入します。保育士や幼稚園として働くことを目指し、心身の発達や幼児体育について重点的に学ぶ「保育コース」、同じく保育士と幼稚園教諭を目指しながら、リトミックなどの音楽表現教育に特化した「音楽コース」、そして保育士・幼稚園教諭とともに小学校教諭の免許が取得できる「教育コース」の3つのコースです。このように、北翔大学短期大学部は、さらに輝きを増すよう、魅力ある教育内容を提供することに取り組んでいます。就職や北翔大学への編入学など、卒業後の進路を柔軟に組み立てられることも魅力の一つです。
学園生活は、学生一人ひとりにとってかけがいのない時間です。青春を謳歌し自分を磨き、夢に向かって進む時間です。いろいろな分野の学びとの出会い、いろいろな分野の友人やサークル活動、ボランティア活動などの課外活動での出会いがあります。それらの出会いから吸収することがたくさんあると思います。学園生活で様々なことに挑戦し、その達成感を味わいながら、充実した時間を、周りにいる方々と共に分かちあっていただきたいと思います。その中で学生の皆さんが人間性を磨き、勉学に励み、幅広い教養と仕事に役立つ専門性を身につけ、充実した学園生活を送れることを教職員は応援しています。。
-プロフィール-
北海道大学工学部建築工学科卒業。室蘭工業大学大学院工学研究科博士後期課程建設工学専攻修了 博士(工学)。
専門分野:福祉環境デザイン。江別市自治基本条例制定審査委員会委員、大麻団地住環境活性化調査研究会委員、江別市行政評価学部評価委員会委員長など歴任。論文に、少子高齢社会における地域施設再編整備計画に関する研究他。 。