一夜限りのまちの文化祭「カルチャーナイト2024」が7月19日(金)、札幌市内の公共・文化施設や企業施設を会場に開かれました。北翔大学札幌円山キャンパスでは、四つのプログラムで円山の夜を盛り上げました。
また、日本やアジアの民話と手あそびを紹介するオンラインプログラムを、8月2日(金) 正午まで公開しています。
会場プログラムは「創造と表現」を楽しめる内容でした。
ミニファッションショーでは、ランウェイ正面の席に座る母娘が熱心にショーを見つめていました。モデルが目の前でポーズを決め通り過ぎるたび声を掛け合っています。デザインや色使いなど、「何か」が女の子の心をくすぐったのでしょうか。
衣装は服飾美術分野の学生がデザインし、モデルは学生と江別高生(12名)が務めました。ショーを華やかに演出する音響や照明は、舞台芸術分野の学生が担いました。
Dance for all は、客席からの参加者を交えてワークショップも行いました。空想の物を手渡す動きから、その物が何かを想像して次につなぐ。想像力と表現力を楽しんでいました。 即興のダンスでは、7名の演者が映像と音楽に合わせ、ときに幻想的な舞台をつくっていました。
北翔デジタル部は、音楽と映像の芸術、プロジェクションマッピングを中心に披露しました。ガラスファサードで通りに面した屋内ギャラリーに、音楽に反応する多様な映像を映し出しました。狸小路やJR札幌駅周辺などのライブ映像も織り交ぜ、キャンパスの内外、道行く人の目も引いていました。ひとの動きに反応して光の色や形が変化するインスタレー ションも楽しそうでした。
このほか、いま注目を集めるモルックやボッチャなどのニュースポーツ体験も行われました。
オンラインプログラムは、伏見ゼミの3年生が「おはなしと手あそびをたのしもう」をテーマに動画を作成しました。
以下のURLからアクセスできます。
https://www.youtube.com/watch?v=aX8_-qUFMLQ
(写真は左上から時計回りに)Dance for all、ファッションショー、プロジェクションマッピング、インスタレーション、プロジェクションマッピングの一場面