「介護」と聞くと、食事や入浴のお手伝いをイメージする人が多いかもしれません。でも実は、その根っこには「相手の立場に立って考える」という、部活やチームの中でも大切にしていることが詰まっています。
たとえば、チームメイトが怪我をして思うようにプレーできないとき。「無理しなくていいよ」と声をかけるのは簡単ですが、本人にとっては「試合に出たい」「仲間の役に立ちたい」という気持ちがあるかもしれません。何でも代わりにやってしまうと、その人の「できること」や意欲まで奪ってしまうことがあります。相手が今何を望み、何ができるのかをよく見て関わる。このちょうどいい距離感を探ることこそ、介護の学びです。
初任者研修での学びを通して、支援する側の心構えを一歩ずつ学んでいきますが、日常生活の中でも活かせる人との関わり、コミュニケーションの第一歩の学びにもつながります。
准教授 竹内美幸(専門:介護福祉 医療的ケア)
講義の様子
