2024年度の市民向け講座は2月の講座「絵本の魅力と活用を探る」で、全17講座を終了しました。昨年5月からこれまでに多くの参加をいただきました。開講した講座は、本学ホームページ(HP)でまず9講座を昨年9月に紹介しました(
https://www.hokusho-u.ac.jp/info/?i=3824&cat=9)。今回は残る8講座の様子です。前回同様、写真掲載は本年度、新規開講した講座に限定しました。
講座の情報をⅩ(旧ツイッター、
https://x.com/@HU_Com_Collab )でも発信しています。HPにはない「限定情報」もあります。2025年度の講座情報も随時、掲載します。チェックとフォローお願いします。
1年間、ありがとうございました。(敬称略)
発達障害を有する児童への運動療育 講師:廣田修平(スポーツ教育学科准教授)
(7月19日)
発達障害のひとつである発達性協調運動障害について解説するとともに、本学の研究施設「SPOR(スポル)」を拠点に「運動支援ラボ アイルビー」が取り組んでいる運動療育の様子を見学するなどしました。
生きた化石「マメシジミ」の秘密をさぐろう 講師:那賀島彰一(本学元教授)
(7月26日)
牛乳パックとルーペで観察用の「じったい鏡」を手作りしました。マメシジミは、あずきほどの大きさです。参加した子どもたちは、注意深く観察していました。ホタテ貝の化石も実際に手に取って観察しました。植物の化石のプレゼントもありました。
氷で染めるアイスダイ 講師:冨田玲子(芸術学科特任教授)大信田静子(同教授)
(8月6~8日)
3日間の工程をへて、Tシャツとハンカチを染めました。方法は、粉末状の染料を布にかけ、その上から氷で覆うやり方と、布にまず氷を載せ、その上から染料をかける2種類です。氷の解け具合も出来栄えに影響しそうです。作業の様子はⅩの動画でどうぞ。
毛筆で遊ぼう 講師:二宮孝行(教育学科教授)
(8月30日)
今回は、墨をたっぷりふくませた大筆で全紙いっぱいに力強く書く「大書」に初めて挑戦しました。「こんな経験できない」とみなさん得難い経験だったようです。筆先に水をつけて書く「水書」も体験しました。講座の様子はXの動画で紹介しています。
モルックで楽しく健康づくり
講師:川森功偉(健康福祉学科准教授)小坂井留美(同教授)小田史郎(同教授)
(全2回、6月14日、10月18日)
フィンランド生まれのニュースポーツ。昨年は函館で世界大会があり関心を集めました。講座は参加者が数人ごとのチームに分かれて試合形式で行われました。勝敗よりも「楽しさ」を優先したような雰囲気でした。講座の様子はHP、Xの動画で紹介しています。
思春期の多様な育ちと不登校―思春期・青年期の子育て講座2024―
講師:澤聡一(心理カウンセリング学科准教授)
(全2回、6月29日、10月26日)
本年度は「不登校」に焦点を当てました。「不登校」「発達特性」「居場所」「親子関係」をキーワードに、思春期以降の子どもの理解や関わり方について、心理学を中心とした近年の知見について、詳しく紹介しました。
おもしろ算数教室 講師:山田潮(教育学科准教授)
(全3回、7月27日、11月16日)
1・2年生、3・4年生コース(7月)と5・6年生コース(11月)を開きました。計算して問題を解く学校の「算数」とはちょっと違う頭の使い方をします。みんな楽しく数字と遊んでいました。
絵本の魅力と活用を探る―絵本×保育室×学校図書館― 講師:菊地達夫(こども学科教授)
(2025年2月24日)
「絵本にできることは何か」「絵本と保育の関係性」や公立小学校の司書教諭と学校司書の状況、さらに認定絵本士が目指す主な資質・能力など、絵本の活用についてさまざまな角度から考えました。