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健康福祉学科 新着情報

認知症高齢者と介護をしている家族(ケアラー)への支援のあり方について講義をしていただきました
2016.02.06健康福祉学科
1月19日に、健康福祉学科1年次の必修科目である健康福祉学概論Ⅱにおいて加藤高一郎氏をお招きして、認知症高齢者とその家族への支援、そして「えべつ共助ネットワーク(Eネット)」の取り組みについて講義をしていただきました。
 
認知症の症状について講義では、認知症は脳の病気であることについてご説明いただきました。認知症は怪我などとは異なり、他者からは理解してもらいにくい。しかし、一番困っているのは認知症である高齢者ご本人であるという点について、具体的な事例や質疑応答を織り交ぜながらわかりやすく現状と課題について指摘してくださいました。
 
また、認知症の高齢者や介護をしている家族(ケアラー)を支える仕組みについても、加藤先生が代表を務める江別市の「えべつ共助ネットワーク(Eネット)」の取り組みや栗山町社会福祉協議会の事例を紹介しながら説明していただきました。最後に認知症の母親とその介護をする息子が社会から孤立し、生活が行き詰まった果てに無理心中を図った事件を紹介してくださいました。認知症高齢者と介護をしている家族(ケアラー)を支援するためには、先駆的な取り組みをしているイギリスの制度の紹介を踏まえ法制度の整備が重要であること、支援者は認知症高齢者だけではなく介護をしている家族(ケアラー)を支える仕組みの構築や地域づくりが重要であることを認識することができました。
 
健康福祉学科では介護予防・認知症予防の知識と実践力を備えた福祉人材の養成に取り組んでいきます。これから期待される支援者には介護予防・認知症予防を学ぶことと同時に認知症という病気、認知症の高齢者や介護をしている家族(ケアラー)に対する理解と支援のあり方を学ぶことが非常に重要です。介護予防・認知症予防から認知症になったとしても、誰もがこれまでと同様に住み慣れた街で安心して暮らすことのできる地域づくりが重要です。健康福祉学科では介護予防・認知症予防から認知症高齢者と介護をしている家族(ケアラー)への支援について連動して学ぶことができるカリキュラムとなっています。今回、加藤先生のお話を伺い、これからの支援者に期待される貴重な視点を得ることができました。

認知症高齢者と介護をしている家族(ケアラー)への支援のあり方についての講義風景

認知症高齢者と介護をしている家族(ケアラー)への支援のあり方についての講義風景