最新のエントリー


アーカイブ

 

新着情報

札幌円山キャンパスニュース 新着情報

ポルト市民講座「青年期の自殺予防を考える」が終了しました。
2014.01.21札幌円山キャンパスニュース
平成26年1月11日(土)ポルト市民講座『青年期の自殺予防を考える』を無事終了いたしました。
この講座は、丸岡里香准教授が代表を務める「思春期教育グループ」と、飯田が代表を務める「学生支援グループ」との共催で開催いたしました。
本講座では、特に若者の自死・自死念慮にまつわる思いや背景について考えていくことを目的とし、テーマは「自殺予防」ですが、自殺を“させない”ための対策というよりも、青年に自分自身の人生をいかにして生きてもらうか、死を選択する気持ちになってしまった若者に対して私たち大人はどうあるべきかなどを率直に考える時間にしたいと考え、企画いたしました。
話題提供者は、思春期教育グループより旭川東栄高校で養護教諭をされている野口直美先生に、学生支援グループからは北海道大学保健センター講師でカウンセラーをされている斉藤美香先生に、日ごろの臨床実践を語っていただきました。両先生の豊富な臨床実践に裏打ちされたお話で、青年期の自殺予防について多くを考える時間となりました。そして、両グループを代表して、学生支援グループの飯田昭人より、自殺問題に関する統計資料における自殺問題の特徴やいくつかの提言をさせていただきました。
当日は約50名の参加者の方々にお越しいただき、質疑応答も多く活発な議論ができました。講座終了後のアンケートも大半の方々にご満足いただけた様子でした。今後も継続して自殺予防の問題に取り組んでまいりたいと考えます。
(文責:学生支援グループ代表 飯田 昭人)