「キャンプ実習の目的は3密である」といっても過言ではありません。仲間と寝食をともにし、キャンプという質素な生活を経験することによって、日常では得られない学びを得ることができます。しかし今年は状況が大きく異なっており、「3密の回避」「ソーシャルディスタンス」という言葉が社会に定着する中、感染予防対策を徹底し、大学および大学近隣施設を利用した日帰り2日間のプログラムでキャンプ実習を行いました。
1日目は大学構内においてタープ設営やASE(集団での課題解決活動)を実施しました。2日目は大学に隣接する野幌森林公園で、オリエンテーリング(グループウォーク)を行いました。いくつかの課題をクリアしながら自然の中を7kmほど歩くことができ、身近な自然の豊かさに気づくことができました。
例年に比べるとテントでの宿泊もなく食事も各自持参という内容でしたが、このような状況だからこそ学べることがあるということを再認識しました。今後も野外教育の可能性を探っていきたいと思います。
(昨年度の実習の様子は
https://www.hokusho-u.ac.jp/info/?i=2189&cat=5を参照)
講師 坂谷 充(専門:野外教育)
ソーシャルディスタンスをたもって開校式
学内でのタープ設営
学内でのASE(ブラインドスクエア)
野幌森林公園でのグループウォーク
野幌森林公園でのグループウォーク(ゴールの百年記念塔)
振り返りの様子