竹田千春ゼミは介護福祉や社会福祉を学ぶ学生で構成されています。今回は「誰もが暮らしやすい地域とは」をテーマに視覚障がいのある方と車いすユーザーの方を想定し、大麻扇町方面へ学外探検をしてきました。介護実習を終えた学生からは、「車いすの操作は今まで施設内でしかしたことがない」「コロナ禍で実習中も屋外へ出ていないので難しい」といった話も聞かれました。歩道の傾斜や段差、路上駐車などいつもの自分とは違う視点で地域のことを見て感じてくれました。支援を必要とする方が地域で暮らすためにはハード面の整備ももちろんですが、周囲の方々が自分以外の他者を理解しようとすることも重要です。簡単そうで難しいことなのですが、福祉を学ぶ学生には特にこの部分を深く考えてほしいと思っています。今後は発表やディスカッションを通して、視野の広い福祉人材として活躍できるように学びを続けていきます。次はどこへ行こうか…見かけたらお声かけてくださると励みになります!
講師・竹田千春(専門:介護福祉)
横断歩道は自力で渡りたい!
跨線橋の下り坂は後ろ向きに
全盲体験、恐怖心が左手に…
帰り道は少し慣れてきた様子
周囲の音にも注意しながら進みます