東京から本学(北海道)に赴任して7年目、ラーメンは醤油から味噌派になってきたスポーツ教育学科講師の竹内です。
竹内ゼミでは、パフォーマンスアップをテーマに取り組んでおり、特に球技を対象としています。球技では次に起こることを予測できると、その後の展開を優位に運べます。上級者は初心者よりも早く正確な予測ができるとされていますが、不明なことも多くあります。予測を検証する際の指標として重要になってくるのが反応時間です。人間の反応時間は選択肢が増えればこれに伴い遅れていきますが、スポーツの現場ではたくさんの選択肢があります。サッカーやバスケットボールであれば、目の前に対峙する対戦相手だけでなく、相手チームのプレイヤーの位置、味方プレイヤーの位置など多くの情報があるため、プレーの選択肢も増加します。様々なシチュエーションにおける反応時間を測定機器を用いて検証し、パフォーマンスアップに繋げています。
講師・竹内雅明 (専門:バドミントン・スポーツ心理学)

反応時間測定機器

矢印刺激(右)

矢印刺激(左)