健康運動指導士は、一人一人の心身の状態に応じて、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成や指導計画の調整などを行う専門家です。本学は、健康・体力づくり事業財団が認定する健康運動指導士の養成校であり、北海道内の各地を中心に地域貢献活動を通して、実践力のある健康運動指導士を育成しています。
今回は、北海道胆振東部地震で被災し安平町の仮設住宅にお住まいの方々と2018年12月から行っている交流プログラムを行いました。参加した学生は健康運動指導士を目指す3年生と4年生たちです。心強いことに、この春、本学を卒業してNPOソーシャルビジネス推進センターに健康運動指導士として就職した先輩たちも一緒です。学生たちは、健康運動指導士の指導や安平町保健師さんによる健康チェックをサポートしながら、頭を使う交流レクリエーションや「ゆる元体操」などを参加住民の方々と一緒に楽しみました。
参加いただいた安平町民の方々の笑顔は、健康づくりの大切さを実感させてくれるとともに、健康運動指導士が社会的に重要な役割であることを体感できる貴重な機会となりました。学生たちには今後もたくさんの経験を積み重ねて、卒業後、笑顔が輝く健康運動指導士として活躍することを期待しています。
教授 上田知行(専門:健康運動指導)
来てくれたみなさんに自己紹介
先輩の運動指導をサポート
みんなで記念撮影