上田ゼミでは、毎年地域の高齢者体力測定会に参加して、健康運動指導士として活躍されている本学卒業生、そして地域自治体の医療や福祉の専門職の指導をいただきながら実践活動を行なっていますが、感染拡大を予防するため思うように活動ができていませんでした。
去る2021年11月19日と26日の2日間、赤平市において活動を行なうことができました。安全性を高めた中で実現された活動では、先輩の健康運動指導士から助言をいただき、また参加者の方々と距離を取りながらの交流を行ないながら、大学内での演習の成果が発揮できるよう、ご高齢の参加者に寄り添いながら丁寧に進めていきました。
最初は緊張もあってぎこちない様子がありましたが、徐々に要点をつかんでいき、無事に52名の参加者への体力測定を終了することができました。その後は測定したデータをまとめ、参加者へ測定結果をお渡ししました。地域での実践活動がもたらす学びの大切さを実感しました。
教授・上田知行(専門:健康科学)
準備体操で心と体をほぐします
握力測定 呼吸を止めずに力を発揮
歩行速度 しっかりと、早めに歩きましょう
30秒椅子立ち座り 「立つ」「座る」30秒の繰り返し回数