健康福祉学科で社会福祉士を目指す学生たちは、大学の夏季休暇中に相談援助実習を行います。今年度は17か所の社会福祉施設・機関の実習先でそれぞれ1~3名ずつの学生たちが実習を行い、ソーシャルワークを学んできました。1か月以上に及ぶ実習中には、1週間に一度、大学で帰校日指導があります。児童・障害・高齢領域等の幅広い実習領域で学ぶ学生たちはそれぞれの実習先で学んだことを、他の実習先に行っている仲間とともに学び合い、教員から指導を受け、また次の週の実習に活かしていきます。1週間に一度仲間と会って励まし合えることも、実習先で頑張る原動力になっています。実習先では、ソーシャルワーカーである実習指導者をはじめとした多職種のみなさま、利用者のみなさまに協力いただき、指導を受けながら、将来の社会福祉士を目指して頑張っています。
教授・黒澤直子(専門:社会福祉学)