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英国でのシェルボーン・ムーブメント(SDM)研修-成果と次なる目標-
2022.10.25スポーツ教育学科

瀧澤聡(特別支援教育)

SDM は、英国のヴェロニカ・シェルボーン(1922–1990)により創案され、年齢や障がいの有無にかかわらず、子ども、青年や高齢者の身体活動を支援する方法です。特に、障がいのある子どもたちの発達支援として効果的です。2022年8月現在、このムーブメントは世界14か国で実践されており、その中の多くの国で「シェルボーン・ムーブメント協会」が設立され、「国際シェルボーン協会」も運営されています。我が国にも2010年に「日本シェルボーン・ムーブメント協会」が設立され、筆者は、2021年から本会の会長に就任し、このムーブメントの普及啓発に努めています。
このたび2022年7月29日から8月1日にかけて「国際シェルボーン協会」主催による「Sherborne Education Event(SEE)」に参加してきました。これは日本でいう研修プログラム(資格取得も含む)であり、これまでの内容をバージョンアップさせ、新研修プログラムとして、質の高い SDM の実践者を輩出し養成することが目的でした。SEEを受講し認定された者が、SDM Internationally Qualified Coures Leader( SDM国際認定コースリーダ―)の資格取得をして、自国や他国で「国際シェルボーン協会」認定によるSDMの実践者養成に従事できることになります。

この4日間のうち初日は、夕方からこの研修のオリエンテーション等、中間の2日間は、各食事・休憩を入れながら、午前9時から午後9時まで、最終日の4日目も午後2時まで受講しました。日本語通訳がつきましたが、常に神経を集中させ、SDM理論と実技等の再確認、新しい理論の紹介、セッションの計画や運営方法など、SDM実践者を養成するための知識とスキルを学びました。日本からは3名の参加者でしたが、全員で「 SDM 国際認定コースリーダ―」の資格を取得できました。
「日本シェルボーン・ムーブメント協会」は、とても小さな組織です。しかし、3名の「SDM国際認定コースリーダ―」が誕生したことで、日本人だけで多くのことができるようになりました。旧研修プログラムでは、この資格者を輩出するためにわざわざ英国から講師を招聘して実施しなければならず、費用等がかかり大変でした。今後、日本における「SDM国際認定コースリーダ―」を輩出させるために、上記の3名が中心になり、次世代のSDM実践者という教育や福祉で活躍できる人材を生み出していくのが次なる目標です。

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開会式・講義


実技の様子


修了書授与式後の記念撮影