瀧澤ゼミでは、「シェルボーン・ムーブメント」を実践及び研究しています。このムーブメントは、安全を提供してくれる床面と、パートナーとなるべき他者との活動を通して、自分自身の身体に対する認識と自信、そして他者に対する信頼を目的に、英国人の理学療法士・体育教師の資格のあるベロニカ・シェルボーンによって創案されました。その対象範囲は高齢者、成人から子どもまで、知的障がい、肢体不自由、発達障がい、重度・重複障がいなど、様々な障がいに適応させることができます。
今年度の4年生は、このシェルボーン・ムーブメントを卒業論文のテーマとして選択し、研究に取り組んでいます。そして、ムーブメント活動等の成果や意義等について、科学的アプローチで実証するために日々努力しています。
学生たちの反応は、最初、シェルボーン・ムーブメントとは何をするのかという関心より心配が上回っていたようです。しかし、回数を積み重ねていくと、下記の画像を見ていただけるとわかるのですが、ムーブメントの楽しさを実感できて、「楽しかった」「もっと内容を深めたい」等のコメントが必ずあがります。この記事を読んだ方々には、ぜひシェルボーン・ムーブメントに興味をもってくれたらうれしいです。
教授・瀧澤聡(専門:特別支援教育、シェルボーン・ムーブメント)
シェルボーン・ムーブメントの活動1
シェルボーン・ムーブメントの活動2
シェルボーン・ムーブメントの活動3