1月22日木曜日の午後6時10分より、第7回多文化理解フォーラム『フィンランドの教育・福祉・文化』が開催されました。
ゲストスピーカーは、北海道在住歴5年のユハ・トゥイスクさん。日本語が堪能で、オウル大学、ラップランド大学、東フィンランド大学、トゥルク大学の合同北海道事務所の代表を務めていらっしゃいます。
日本人にはサンタクロース村として有名な、ご自身の故郷であるロバニエミを含めフィンランドの美しい大自然や教育制度・社会制度などについて、映像とともにお話ししてくださいました。
フィンランドでは子供どうしに競争心が芽生えないように小学校3年生までは成績をつけないことや、大学はすべて国立でレベルの差がなく希望する専門分野によって大学を選ぶこと、小学校から大学までの教育費は無料、大学生には奨学金と住宅費補助の支給など、フィンランドならではの充実した教育制度が紹介され、教育を専攻する学生たちから質問が多く出されました。
また、2月のフィンランド研修を控えた参加者からも現地情報に関する質問が相次ぎ、あっという間に終了時間を過ぎてしまいました。