7月5日に行われた「基礎教育セミナーⅠ」では、福祉教養をテーマとして「認知症徘徊高齢者捜索模擬訓練」を行いました。本テーマは、江別市大麻第一地域包括支援センターの方々の多大なご協力を得て、今年度初めて計画・実現されました。
前半の理論では、地域包括支援センターの活動内容、認知症の基礎について学ぶとともに、ご本人の気持ちに配慮した声かけについて寸劇などでイメージを捉えながら考えました。
後半の認知症徘徊高齢者捜索模擬訓練では、4-5名のグループに分れて、学内の指定エリアにいる徘徊高齢者役の人を見つけるべく、捜索依頼書を頼りに捜索に出かけました。人探しはゲームのような楽しさもありつつ、該当する人が見つけられなかったり、見つけても最初の声かけが難しかったり、課題である徘徊高齢者役3名の確認には苦労していました。訓練後の振り返りでは、実際の状況でのとまどいについてのそれぞれの気づきを共有し、どのようにすれば良い対応ができるかの理解を深めました。
安心して暮らせる地域づくりに貢献できるよう、これからも認知症の方の支援についての学びを深めていきましょう!
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①認知症についての講義 |
②グループで話し合い中 |
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③模擬訓練~捜索中 |
④認知症役の方を発見できました! |