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新型コロナウイルス感染症対策に関する本学の対応について

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スポーツ教育学科 新着情報

時代が求める「スポーツ科学」と「スポーツ医学」を理解した運動指導者
2020.08.25スポーツ教育学科
 新型コロナ感染症は収束どころか、むしろ再び拡大し始めています。不要不急の外出自粛から解放された後でも、様々な面で未だ活動の自粛が“強い”られています。今後、新型コロナ感染者数だけでなく、自粛からくる不活動による糖尿病や高血圧などの生活習慣病の患者数も問題になるかもしれません。さらに、自粛によるストレスや新型コロナ感染症による先行きが見えないことや、感染してしまう、させてしまうことからくる不安からコロナ鬱と呼ばれる感情障害に罹る人も増えてきているようです。
 運動には様々な様式があり、生体反応は異なります。有酸素運動はエネルギー消費させ、身体にストレスを与えることにより、生体反応を引き起こし、体に薬を作る効果をもたらします(写真1)。“運動”には、ヨガにある呼吸法や瞑想法ように身体に癒しをもたらすものもあります。不安な時には心拍が高まり、深呼吸をして心臓の高鳴りを抑えて落ち着くというように、脳と心臓は中枢自律神経線維網(写真2)で双方向に情報が送られ、心(脳)と体(心臓)がつながっています。不安やストレスで気分が落ち込んでいる方は、自律神経が乱れ心拍が高まり、ストレスホルモンにより、脳の器質的な変化も起こり、脳の機能低下も起こりえます。一方、ヨガにある呼吸法や瞑想法は、身体に癒しをもたらし、脳に適応を起こし、気分や機能の改善を起こします。
 大学で学び、運動指導者を目指す学生は、社会や個人のニーズが何なのかを判断し応えられるようになってもらいたいと思います。また、単に運動の仕方を教える技術を学ぶだけでなく、運動それぞれがもつ生理学的・心理学的な理論的な背景について理解し、それらも伝えられる能力も培い、さらに情報を常にアップデートできる(自ら勉強する)態度も身につけてほしいと思います。
 
教授・井出幸二郎 (専門:運動生理学・体力学)
 

有酸素運動


中枢自律神経線維網