今年の梶ゼミは障がい者スポーツ(パラスポーツ)に関心のある学生が集まりましたので、知らない世界を本気で知ろう!ということで、パラスポーツをチームで活躍する選手と一緒に練習させていただきました。7月には車いすバスケットボールチーム「札幌ノースウィンド」の練習に、そして11月16日(日)にはブラインドサッカーチーム「ナマーラ北海道」の練習に参加されていただきました。
今回のブラインドサッカーでは、音、声、コミュニケーション、信頼 など、視覚に障害がある方の生活にとって大事な要素をサッカーというスポーツを通して学んできました。味方や相手の声とボールの音をたよりに、見えない世界の不安と恐怖に打ち勝ち、ボールを追いかけます。ボールをキープすることも容易ではなく、ドリブルもまた難しい。ボールが足から離れてしまうと、「あれどこいった??」となります。そんなときも仲間の声が前後右左と教えてくれます。声を聞き分け、ボールの音に集中しないとなりません。とても頭を使うスポーツです。選手の皆さまは足裁きも軽快に、いとも簡単にボールを扱っているように見えますが、そこまでになるには相当の努力が必要なのは間違いないですね。
学生の練習参加を快く受け入れてくださったナマーラ北海道の皆さま、誠にありがとうございました!
教授・梶晴美 (専門:障害福祉、障がい者スポーツ)

学生(O) 対 選手(D) (O)おい、行くな行くな…

学生 対 学生 お互いどこにいるのか、手探り耳探り?

学生 対 学生 (O)絶対渡さないぞ!

ナマーラ北海道の皆さまと記念写真