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スポーツ教育学科 新着情報

スポーツ施設研究室での作品制作
2020.08.12スポーツ教育学科
 北翔大学生涯スポーツ学部スポーツ教育学科のスポーツ施設研究室では、発足時から3年次の前学期はフィールドへ出てまちづくり実践、後学期はインドアにおける生活素材研究を続けてきた。まちづくりとは毎年、えべつやきもの市の会場で整備運営の手伝いをすることである。後学期は冬季間を含むため教室内で、紙、木、布、土、金属などを使いこなして各自が作品を制作する。
 もともとスポーツ・パーソンである本学科の学生たちは生来、器用で、ものごとの呑み込みが早く、そのうえ体力と腕力に至っては貧弱であろうはずがない。そのような青年像こそ社会で大歓迎される。教職につく者、公務員となるもの、金融機関に勤める者、はたまた事業主となるものなど多彩だ。どのような職業に就こうとも、身の回りの素材を自らの全身を駆使して形ある品に完成する体験は、将来必ず有形無形に活きてくる。
 ここで披歴する写真は、その一部分である。写真-1は、スーツ姿の4年次学生が自分たちの卒業研究発表会当日の空き時間に、鳥瞰図作成や木製CDケース制作中の3年次学生らを陣中見舞した際のようすである。また写真-2は、野球青年であった学生が最も心惹かれるアスリートを木版画に仕上げた作品群である。それぞれモデルが誰なのか、おわかり頂けよう。また最後の写真-3はサッカー青年が旧タイプのサッカーボールをモチーフにして完成したランプシェードである。いずれも各人が大切に所蔵する大学生活の成果である。

教授・水野 信太郎
 

写真1


写真2


写真3